戦国の武将、後藤又兵衛基次公と祝融山多聞寺との関係は非常に深く、黒田官兵衛率いる「黒田二十四騎」の一人として、そして大坂夏の陣、「大坂城五人衆」の一人として、西軍である豊臣の軍勢につき、河内道明寺の戦いにおいて東軍である徳川の軍勢に対し、真っ先に立ち向かい 孤軍でおよそ八時間奮戦したが、後続の真田幸村(信繁)らの軍が濃霧に阻まれて到着が遅れ、又兵衛は孤軍のまま壮絶な戦いの末、武将としての本懐を遂げ討ち死にしました。(元和元年五月六日亡) 
 その翌年の元和二年(1616)に、又兵衛の三男佐太郎(太郎正方)が父を弔うために、尾崎村の岩本勘兵衛家から土地の寄進を受け、又兵衛の命日(5月6日)である一周忌に合わせて多聞寺を建立開創しました。

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御朱印直書きは住職ひとりで行っております。お参りに出ていることも多く、不在の時の為に本堂前には「書置き御朱印」を用意しております。
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宜しくお願い致します。合掌

                   

                   


    戦国武将
 後藤又兵衛 菩提所 
 
          曹洞宗
祝融山 多 聞 寺

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